Star Wars Episode III Revenge of the Sith

ついに見に行ってきたよ、エピソード3。
二人で見に行くわけにはいかないので、1ヶ月近く待ったけど、待ったかいはあった。
(血迷って妖怪大戦争とかハガレンとかに変えなくてよかった(w)

今回はアナキンが如何にダークサイドに惹かれ、堕ち、そしてダース・ベイダーになるに至ったかを描くエピソード。

見終わった直後の感想は、正直なところ、もうちょっとアナキンの苦悩を掘り下げて描いてもよかったんじゃないか、というのが本音でした。
マスター・ウィドゥを斬ったのは、あくまでも「悪即斬」的なやり方がジェダイ・オーダーに反していると疑ったからであって、これだけでダークサイドへ堕ちてしまうには、ちと弱いかなぁと。
特に、パドメを救いたい気持ちがダークサイドへの誘惑を招いたのであれば、幼いパダワンを手にかけるときにもっと葛藤があるのでは?(これは子供を授かった後の父親だから思うのかなぁ?)

派手なアクションシーンは間違いなく一見の価値はあるものだけど、「選ばれし者がダークサイドに堕ち行くときに、最後に背中を押したのはいったい何だったのか?」をもっと丁寧に描いていたら、ストーリー面からも記憶に残る作品になったと思うんだけど。

期待度は他のどの作品よりも高いだけに、全て応えられているかというといくらかマイナスかな。残念。