戦え!梁山泊 史上最強の弟子

週刊サンデーで今連載してる松江名俊が「史上最強の弟子 ケンイチ」を描く前に、増刊サンデーで描いてたマンガ。
メインキャストはほぼ同じ絵柄・キャラ付けで、昔立ち読みで何度か見かけたことがあったので、逆に「史上最強の弟子 ケンイチ」を読んだときにいったい何があったんだと不安になってたんだけど。

多分、人気が出たから増刊から週刊に移ることにしたけど、そのときに「弱いケンイチが修行で強くなっていく流れ」を省くわけにも行かないので頭から作り直すことにした、って感じなんだろうなぁ。
キャラ的には、「史上最強の弟子 ケンイチ」のラグラレク編が終わってやっと追いついたってところだろうか?バーサーカーは2、3回しか出番がなくて変だなと思ってたけど、「戦え!梁山泊 史上最強の弟子」の方でトップを張らせたから十分ってことなんだろう。

「戦え!梁山泊 史上最強の弟子」自身は、ラストの強引なまとめ方を除けば、面白いと思うけど、もう長いこと叫ばれてる”強さのインフレ”にどう対処してくか?という問題に当たる前に終わっちゃったのが残念。
やっぱりそこを「史上最強の弟子 ケンイチ」でどうするのかを楽しみに待つべきなんだろうね。

ところでこの、おんなじ内容で続けて書き直すっていうのは、作家的にはどうなの?