カードトレードの仕組み改善案

選手は育成状況(年齢・前チームでの使われ方・カードやプレスタ)を加味すると、事実上1点ものなので、オークション形式が馴染みます。
その意味で、今のワールドマーケット仕様(オークション)での対応は妥当でしょう。

逆に、カードは同一の品が大量に出回っています。
全く同じものを違う価格で取引される状況が続くと、ユーザは(自分は損をしているのではないかと)不満に思うのではないでしょうか。
そこで2つのアイディアがあります。

アイディア? カード取引市場の設立

現在チャットで個別に取引をしていてバラバラの値段がついていますが、システムで一括して取引できる仕組みができれば一物一価となり、(時期による価格変動は発生しても)取引相手ごとの価格差は発生せずに収斂していくはずです。
イメージとしては、株式市場(カード種別=銘柄)が近いでしょうか。
Rサブマリンシュート 買気配1.2M、売気配1.5Mなんて形で情報が流れていれば、市場外での相対(チャット)でもその枠内で価格が決まる思われます。

さて、こうした開かれた市場が回るには、十分な数の参加者が必要ですが、この観点ではどんなもんでしょうか?
銘柄の種類に比べるとプレイヤーの数が少なすぎ、うまく回らない可能性もあります。
逆にLegendカードあたりではカードの方も少なくて、オークションの対象になってしまうかもしれません。
でも、大量に出回っているCommonカードなど下位のカードは価格が安定するのではないでしょうか。

アイディア? バザール
違うアプローチとして、マーケットではなくバザール形式もありかと思っています。
例えば、Web側の各プレイヤーのページで軒先に個人商店を出すように、売りたいカード1枚ずつに値段をつけておく機能なんかどうでしょう。
これは今でも行われている日記やコミュニティでの売買とかなり近いものです。但し今は商談までで実際の取引はSTO側でトレードをかけなくてはならないのに対し、この機能では売りたいほうが(トレード中と同様に)引き当てをしておき、買いが入れば即座に売買が成立するという面でレスポンスが大きく改善されます。
問題は、全く同じ品物なのに売り出す側が適正な値付けをするのが面倒な点です。Webで検索しまくれば大体分かるので時間をかけたユーザが得をすることになります。

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さて、こんなアイディアですが開発は採用してくれるでしょうか?
システム的にはどちらでも開発負荷は大したことはないと思います。
あとは、ゲームの世界観やポリシーにマッチするか、という壁が残りますかね。

選手のトレードはゲーム世界観にマッチしますが、カードトレードは???ですね。
また、ポリシーとしてはSNSフレーバーを目指しているようにも見えるので、そう考えると無機質な(相手を見ないで済む)市場は馴染まないと判断されてしまう気もしますし。
バザール形式は、Web側でコミュニケーションをとらせるための導入になるという長所があると思います。が、反面各自のページを訪れる目的がコミュニケーションではなく売買だけという殺伐とした世界に陥ってしまう懸念もあります。


いずれにせよ、ターゲットユーザに社会人(特に時間がないユーザ)を狙っているのであれば、何らかの対応を取ってもらいたいものです。

でないと5月で契約切っちゃいますよ(w