(巻来功士) ゴッドサイダー

黄金期のジャンプマンガの一つ。

調べたところ、86年〜88年の作品らしい。
http://www.sokaido.com/makikoji/

複数の神話の神々がいろいろと混ざって出てくるマンガって、その後もいろいろ読んだけど、これが自分の中では一番最初のものかも。
その前からギリシャ神話あたりには興味があったけど、キリスト教神話に仏教神話、さらにメソポタミア神話のパズスなんかが出てきたりと、ごちゃ混ぜにして自由にやってるのが良かったんだよね。
そうそ、周王朝に追われた殷王朝の騎士団も忘れちゃいけないよね。

その後いろいろと読み漁るようになったのはこれが契機と言えるかも。

マンガ自体は、今読み返してみても結構面白い。
味方のメンバーがどんどん増えていくでもなく、強さのハイパーインフレに陥るでもなく。
やっぱり伝奇的な背景があるから、そのままストーリーを引っ張ってても十分いけたんだろうな。

とわいえ、6巻で終わってるってことを考えると、そんなには人気が続かなかったんだろうか?
最後の方は”フラッシュマリガン戦死”とかジャンプっぽい展開になってたのに、無理やりストーリー引っ張ってジャンプ側から続けさせらることはなかった、って事実が人気の度合いもわかるかな。

まー、伝奇系って時点でメジャーなラインに入り込めるわけじゃないだろうとは思うけどさ。

続編のゴッドサイダーセカンドってのが”あの”コミックバンチでやってるらしいから、読んでみようかな。