はーちゃん発熱 7日目 昭和病院へ

○最初の検査
代休取得。木曜日の予定だったが、よくならないので前日調整して前倒し。
本来ならたたとさんは仕事に行く予定だったが、心配だということで今日もお休み。

親2人で9時に予約をして遠藤先生のところへ。
さらに熱が上がったことを伝えたところ、血液検査に。

採血のとき、この病院で初めてはーちゃんだけを残して親は待合室へ退席させられた。
よっぽど痛いことをするのだろうか?と思っていると、「ぎゃー。やーだ。いたい!いたい!」の叫び声。あー、やっぱり。

検査の結果、白血球数が13000台(通常よりかなり多い)、炎症反応 http://www5b.biglobe.ne.jp/~yakugaku/CRP.html:CRP が3.9(正常が0〜1)で弱陽性。
原因は特定できないがかなりよろしくない状態だそうで、なんと総合病院への紹介状を書いてくれるのでそちらで検査を受けるように、と言われる。

うぅ、”紹介状”って!?なんかかなりの重病感が漂ってくる。
たたとさんに至っては、待合室で涙ぐみ始める始末。
いや、きっとそんな重症じゃないよ。大丈夫だよ。

○昭和病院へ
一番近い総合病院は、公立昭和病院。そのまま直接車で移動。
紹介状を出して待つものの、呼ばれるまで30分、中待合室に入ってから診てもらえるまでさらに15分。
はーちゃんはもうぐったり。

ここでは血液検査、レントゲンに加えて、念のため点滴をしてもらう。
採血(また大泣き。1日2回目は確かに痛かろう・・・)からそのまま点滴に移り、その状態(ひもつき)のままでレントゲン室へ。

このときのレントゲンのやり方は、かなり痛ましいものだった。
乳幼児専用のベッドに寝かせ、頭・体をネットで固定し、さらに両手は頭の横にベルトで縛りつけて、ベッドを立てての撮影。まるで磔台
妊婦のたたとさんはレントゲン室に入らず外に待たせておいたが、これを見せないで済んで何より。
泣き叫ぶはーちゃんの手を握って、ただなだめる以外になかった自分が悲しい。

1時間くらい待って血液検査の結果がでたところ、白血球は18000台、炎症反応は5.3(陽性)。
・・・、悪化してる。
小一時間でそんなに悪くなるもんかと驚いて聞いてみると、個人病院の検査では精度は高くないので正常か異常かを判断できる程度で、悪くなったわけではないとのこと。

検査の結果や首や手足のリンパ節の腫れからは、断定できるほどはっきりした情報はないが強いてあげればEBウィルスの可能性がある、といわれた。但し、その特徴である肝機能の悪化は起きていないらしい。

EBウィルスはほとんど知られていないが、日本人の8〜9割は感染経験があって抗体を持っているとのこと。
詳しくはこの辺。
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/eiken/infection_inf/ebv1.htm
http://www.child-clinic.jp/disease/iroiro/EB.htm

EBウィルスかどうかの確認は血液検査で分かるらしいが、結果が出るまで1週間かかると言われる。
入院して抗生物質の点滴を受けることが一番よいが、熱が出始めてから日数も経っており、ピークを過ぎていればまもなく治まるかもしれないので、入院するかどうかの判断はこちらでしてよいとのこと。

少し悩むが、今日すぐに入院する覚悟がつかず昨日遠藤先生のところでもらったジスロマックの効果が出るのは明日くらいなので、その結果を見てから判断したいと申し出、了承される。

不安な気持ちのまま帰宅。