(中野正志)万世一系のまぼろし

万世一系のまぼろし (朝日新書 (026))

万世一系のまぼろし (朝日新書 (026))

年末に秋篠宮家に親王が産まれてから止まっちゃってる皇室典範改正の件、気になってたので買ってみた。
つっても、これも1〜2週間積読になってたけど。

まだ読み終わっていないけど、とりあえず読み終わった範囲で思ったことをまとめてみよう。
この件は結構深い話だから、多分かなりかかるだろうし。


よく考えてみると、皇室典範改正って小泉政権中の話題なのな。

紀子様御懐妊する前までは小泉さんが強力に推し進めてたけど、この件は党派を問わず少なくない人数の議員からも反対の声も上がっていた。
個人的には、反対する(=男系のみ継承)ひとの根拠がよく分かっていなかった。
男系じゃなきゃダメってのは、単純に家を相続するのは男系だけっていう男尊女卑的な考え方以外に、合理性のある主張があるのだろうか?


議論になっていた当時紀伊国屋でマンガ皇室入門 (マンガ入門シリーズ)を立ち読みしたが、「性染色体で説明をすれば、歴史などに詳しくない一般の人にもわかってもらえるはずだ」って、すげートンデモ議論が展開されてて唖然。
そういうレベルでしか主張ができないんだったら、アメリカのキリスト教原理主義者と大差ねーじゃん!と、やり場のない突っ込みたい気持ちでいっぱいになってしまい、思考停止。
んで、その後もっと議論が進めばニュースや新聞でも詳しい話も入ってきたんだろうけど、ご懐妊でストップしてしまい議論終了。そのまま自分の中でも流れていってしまった。


ということでこの本で「万世一系」とはどういうことなのかを勉強しようかと思い、この本を手に取った。

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という書き出しまで書いただけで結構字数かかったので一旦ここで打ち切り。
まだ本の中身にたどり着いてないけど、続きはまた明日にしよう。